練り物について
練り物は、日本の多くのご家庭で消費される冷蔵食製品です。
古くから親しまれた、日本生まれの食材、練り物。
ここでは、そんな練り物に焦点を当てたコンテンツをご覧いただけます。
そもそも練り物とは
練り物とは、かまぼこやさつま揚げ、ちくわなどのことで、スケトウダラやホッケなどの白身魚の身をすりつぶして成型し、加熱して固めた水産加工品を指します。
練り物は加工方法によって、かまぼこ、さつま揚げなどに分類されますが、どれも簡単な調理で食べられるのが特徴です。
また古来から日本人に親しまれ、おせちやおでんなど、時節のメニューや縁起物にも取り入れられている、トラディショナルな食材でもあります。
練り物はどんなふうに作るの?
使用する魚は、タラやイサキなど白身の魚です。
3枚に下ろして皮や骨を取り除き、氷水もしくは冷蔵庫で1時間ほど冷やした後、フードプロセッサーで攪拌します。
そこに調味料を加え、さらに滑らかにムース状になるまで攪拌します。
攪拌したものを丸く成型し揚げたものがさつま揚げ、蒸したものがかまぼこになります。
練り物のおすすめ保存方法
◆さつま揚げ
さつま揚げは、冷蔵保存では一週間ほど日持ちします。
長期保存をする場合は、一個ずつサランラップに包み、ジップロックなどに入れて保存します。冷凍保存であれば、1ヵ月程度の保存が可能です。
◆かまぼこ
かまぼこは冷蔵庫で保存します。
かまぼこの上手な保存方法は、サランラップでピッタリと包んで密封し、ジップロックに入れて冷蔵庫(できればチルド室)で保存をします。
板は吸水、保湿の役割がありますので外さないようにしましょう。この状態であれば1週間ほど保存が可能です。
なお、かまぼこは冷凍保存は向いていません。
◆ちくわ
ちくわも冷蔵保存する場合は、一本ずつラップに包んでジップロックに入れて保存します。
冷凍する場合も同様ですが、そのまま冷凍するよりも輪切りにしておくと、解凍したときに使いやすいです。